令和3年9月定例会会議録(第2号)
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個人質問 通告
1 鹿屋市情報化計画(中期実施計画)、鹿屋市役所スマート化計画について
(1) 紙使用量95%の削減がうたわれているが、本年度の目標値、見込み値を示されたい。
(2) RPAのシナリオ作成能力などプログラミング人材の増員、育成の実績を示されたい。
(3) デジタルトランスフォーメーションに「アジャイル」は欠かせないとの声が大きいが、鹿屋市で具体的な活用を考えているか。
(4) テレワークの機材整備状況と、現在の運用実績を示されたい。
(5) ホームページからダウンロードできる申請書を増やすべきではないか。
(6) 鹿屋市公式ホームページの「メールによるお問い合わせ」、「マイページ登録」、「マイナンバーを取得しましょう!」、「マイナンバーの交付について」など文言誤用についてどう考えるか。
(7) 鹿屋市立図書館のWi-Fi設備計画は、どうなっているのか。
(8) かのやライフの登録数は1万人を超えたか。また、イベント通知で詳細ページへのリンクは図れないか。
(9) マイナンバーカードの交付実績、申請実績を示されたい。
令和 3年 9月定例会 09月13日-02号
P.85 ◆質問 議員(新保秀美議員)
○議長(花牟礼薫君) 次に、19番 新保秀美議員。
[新保秀美議員 登壇]
◆議員(新保秀美議員) 皆さん、こんにちは。今回は1、鹿屋市情報化計画と鹿屋市役所スマート化計画について質問いたします。
新聞等ではデジタルトランスフォーメーションやデジタル推進というような言葉が飛び交っており、国では9月1日にデジタル庁が創設されました。ここ鹿屋市役所でも、旧情報行政課の名前をデジタル推進課に変え、業務もそれに特化した組織に転換し、デジタル専門人材も登用して改善・改革が進められています。
一方、学校ではGIGAスクール構想でICT環境が整い、これからの本格運用による学力アップが期待されます。
細山田中学校近くにある民間の英会話スクールですが、8月下旬に国際交流としてカナダのバンクーバーの子供たちとビデオ会議を行いました。教育委員会の担当の方には紹介しましたが、バディプログラムと呼ばれているものです。
日本にいながらカナダ人の小中高校生や大学生の同世代のバディと気楽に友情を育むことができるオンライン国際交流プログラムです。これができるのも、インターネット、Wi─FiのICT環境が整っているからです。
ビデオ会議はもちろんですが、それぞれ生徒がタブレットを持ち、カナダに関するクイズをKahoot!で行っていました。鹿屋市の学校で使われているかは存じませんが、Kahoot!とはノルウェー発のeラーニングプラットフォームが開発したアプリケーションです。様々なシーンで使用することができるクイズを簡単に作成できます。
このように、ICTやデジタル化によって、教育、業務現場が変わりつつあります。
次にマイナンバーカード交付率について。
本年3月定例会の私の質問に対し、前総務部長は「東串良町については交付率を今初めて承知いたしました。19市のデータは把握しておったのですが、ぜひこの19市の中でトップを取れるように今後目指して検討してまいりたいと思います」と答弁されました。
東串良町は最初から交付率が高かったわけではなく、2017年度第1回定例会会議録には次のように記載されています。「この4.8%県下で最下位に近いですよね。447名。この中で役場職員の方で何%ぐらい、何人ぐらいマイナンバーカードを申請されているのですか。その辺の数字は分かりませんか」、「お答えします。町長を含めて4名です」。
町長は何とか面目を保ったわけですが、議会から責められたわけですね。それから3年弱がかかりますが、2020年3月1日のマイナンバー交付率は15.1%となり、鹿屋市の14.4%を抜いてしまいました。今年8月1日現在では、東串良町44.4%、鹿屋市33.9%です。約10%の開きが出ています。
話を少し変えますが、8年前に制作された細山田小学校140周年記念ビデオに校庭に立っている二宮金次郎が映っています。そこに流れるタイトルクレジットの積小為大を紹介いたします。御存じの方も多いと思いますが、「小を積んで大と為す」です。
「世の中の人々はとにかく大きなことばかりを心がけているようだが、小さいことをこつこつやっていくことを忘れてはならないのである。小さいことは誰にでもできると言うけれど、しなければできない。その小さなことをしないで人々は大きいことばかりに目を奪われるからできないのである。何事も小さいことから怠らず積み重ねてやっていけばどんな大きなことだってできるというものだ」と小田原市教育委員会が出している資料にあります。
東串良町のマイナンバーカード交付率向上もこの積小為大ではないでしょうか。
では、質問いたします。
(1)紙使用量95%の削減がうたわれているが、本年度の目標値や見込み値を示されたい。
(2)RPAのシナリオ作成能力などプログラミング人材の増員、育成の実績を示されたい。
(3)デジタルトランスフォーメーションにアジャイルは欠かせないとの声が大きいが、鹿屋市で具体的な活用を考えているか。
(4)テレワークの機材整備状況と現在の運用実績を示されたい。先ほど、PC42台、延べ62人のテレワークの運用実績があるとありましたので、それにつけ加えることがあれば答弁ください。
(5)ホームページからダウンロードできる申請書を増やすべきではないか。
(6)鹿屋市公式ホームページの「メールによるお問い合わせ」「マイページ登録」「マイナンバーを取得しましょう!」「マイナンバーの交付について」など文言誤用についてどう考えるか。
(7)鹿屋市立図書館のWi─Fi設備計画はどうなっているか。
(8)かのやライフの登録数は1万人を超えたか。また、イベント通知で詳細ページへのリンクは図れないか。登録数は8,900人とのことでした。詳細ページについてお答えください。
(9)マイナンバーカードの交付実績や申請実績を示されたい。
以上で私の壇上からの質問を終わります。
◎総務部長(松下勉君) それでは、鹿屋市情報化計画とスマート化計画について(1)から(4)に一括してお答えいたします。
まず、(1)のペーパーレスにつきましては、平成30年度に取組を開始し、令和元年までの2年間で、約485万枚、約25%を削減しております。
スマート化計画においては、今後、取組を加速させるため、令和元年度の用紙購入枚数約1,600万枚を令和7年度末には80万枚とする約95%の削減の目標を掲げており、本年度は、前年度の約10%、約155万枚の削減を目標として、職員間で、ペーパーレス会議やグループウエアの活用、用紙の再利用などに取り組んでいるところでございます。
また、来年度以降は、全所属に共通する文書管理や財務会計などの事務処理に電子決済システムを活用することで、添付書類を含む公文書の電子化、併せて職員への配付資料のコピーの削減など大幅にペーパーレスが図れるものと見込んでおり、非常に高い目標でございますが、達成に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
次に、(2)のRPAのシナリオ作成につきましては、一定の開発や運用のルールが必要であることから、現在、主にデジタル推進課の職員が行っており、8月末現在で53本のシナリオを業務で活用しております。
今後、職員の様々な研修や資格取得支援などを行い、職員のICTスキルの向上を目指すとともに、各課のヒアリング等を行い、さらなるRPA化の推進に努めてまいります。
次に、(3)のアジャイルにつきましては、システムやソフトウエアにおける開発手法の一つで、仮の運用で実行し、うまくいかなかった点や課題の抽出、さらに解決するよう徐々に改善しながら進めていく手法のことでございます。
この手法は、大まかな計画でスタートするため、途中で計画の変更があってもスピーディーかつ臨機応変に対応できるという特徴があり、環境や技術の変化が加速するデジタル時代において、新しい働き方や問題解決、プロジェクトの運営など迅速に進めていく上で有効であることから鹿屋市スマート化計画においてもアジャイル手法を取り入れた形で進めてまいりたいと考えております。
(4)のテレワークにつきましては、先ほど御答弁したとおり延べ64人が活用しており、42台を整備しているところでございます。
◎市長公室長(郷原竜児君) それでは、(5)と(6)につきましては、関連がありますので、一括してお答えいたします。
本市のホームページにつきましては、これまで情報の更新が適時にできていなかったことやスマートフォンなどでの閲覧に十分対応できていなかったことなどの課題がございました。
そのようなことから、各課で更新作業ができる機能、それからスマートフォンなどで見やすく表示できる機能、それから高齢者や障がい者に配慮した機能などを加えまして本市の魅力が伝わる市民目線のメニュー構成に令和2年2月に全面的なリニューアルを行っております。
その結果、令和2年度のアクセス件数はリニューアル前の2倍以上となる約490万件となり、市民の皆様から「見やすくなった」「見たいページにアクセスできるようになった」などの意見が寄せられているところでございます。
また、リニューアルに合わせましてダウンロードできる申請書等についても141件から258件に増加し、市民の利便性向上を図っているところでございます。
しかしながら、議員の御指摘もありましたとおり全ての申請書等を掲載するまでには至っておりませんので、今後、市民の活用の多い申請書等から段階的にダウンロードできる申請書等の掲載を増やしていくよう全庁的に取り組んでまいりたいと考えております。
それから、ホームページ内の文言につきましては、今回、御指摘のあったもののうちマイナンバーに関する表記について速やかに修正させていただいております。その他の表記につきましても、修正するため、現在、システムの委託業者とタイミングの調整を行っているところでございます。
いずれにしましても、市のホームページにつきましては、誤解を招くような文言がないよう十分留意するとともに、見やすく、使いやすく、親しみやすい、そして利便性の高いホームページになるよう適正な管理運営に努めてまいりたいと考えております。
◎教育次長(稲村憲幸君) 1の(7)鹿屋市立図書館のWi─Fi整備計画についてお答えいたします。
私たちを取り巻く社会はコンピュータやスマートフォンなどの情報通信機器が急速に普及しており、公的施設等におけるWi─Fi環境の整備が必要になってきていると認識しております。
現在、県内の多くの自治体では図書館におけるWi─Fi環境の整備が進んでいない状況であり、本市におきましても、中央公民館や地区学習センター等の生涯学習施設の整備は完了しておりますが、市立図書館についてはまだ整備されていない状況でございます。
一方、インターネット利用を希望される方のために図書館内におきましては3台のパソコンを設置しており、1回30分、最長90分の使用が可能となっております。
教育委員会といたしましては、図書館のWi─Fi環境の整備につきましても、利用者の方々の意見をお聞きしながら、利用ルールについてのガイドライン等を作成した上で、今後、検討してまいりたいと考えているところでございます。
◎総務部長(松下勉君) それでは、(8)(9)について一括してお答えいたします。
(8)のかのやライフの登録数でございますが、8月末現在で8,890人の登録となっております。イベントの詳細ページのリンクにつきましては、関係開発業者と改善に向けて検討を行っております。
次に、(9)のマイナンバーの取得促進の取組につきましては、市役所での申請写真の無料撮影や第2・第4日曜日などの申請受付、町内会や高齢者学級へ出張して申請受付をする、このようなサポートの実施、広報かのや、FMかのやなどを使った様々な広報活動に取り組んでおります。
現在の申請実績につきましては、8月末時点で3万7,768件、申請率は37.2%となっております。また、交付実績についてでございますが、昨年、令和2年4月1日時点で交付率が15.0%、今年4月1日で26.1%、8月1日現在で33.9%、3万4,673枚となっております。
今後は国においても健康保険証や運転免許証などの各種サービスも利用が始まることが見込まれており、国の動向等も注視しながらさらなるカードの普及に努めてまいりたいと考えております。
また、今年3月に策定いたしました鹿屋市スマート化計画の取組につきましては、今年4月にホームページなどで本庁の1階窓口の混雑情報をお知らせするサービス、6月には「書かない市役所」の取組として事前にスマホなどで申請内容を登録しておけば市民課などの窓口で申請書を書かなくてもよいサービスを開始しております。9月には市民課や税務課で窓口手数料のキャッシュレス決済も開始し、今後、使える窓口の拡大も進めることとしております。
また、10月には「行かない市役所」の取組として自宅から住民票や所得証明書などの電子申請ができるシステムを一部スタートさせる予定でございます。
今後も、ICTを活用した市民サービスの充実を図るため、鹿屋市役所スマート化計画に掲げた各種取組を着実に実施してまいりたいと考えております。
○議長(花牟礼薫君) ここで会議の時間延長についてお諮りいたします。
本日の会議は、質問順位5番、新保秀美議員の一般質問終了までの時間を延長したいと思います。これに御異議ございませんか。
[「異議なし」と呼ぶ者あり]
○議長(花牟礼薫君) 御異議なしと認めます。よって、時間は延長されました。
◆議員(新保秀美議員) 答弁いただきました。1から順番に再質問させていただきます。
まず、紙の使用量95%削減は、非常に分かりやすいメッセージでびっくりしているところです。これは全職員に周知共有されているのかというのが不安ではあるんです。ぱっと聞いて、どこに書いてあるという質問もありました。この点はいかがでしょうか。
◎総務部長(松下勉君) スマート化計画につきましては昨年3月末に策定させていただきました。4月に入りまして、私は各部長・課長のほうにもお願いして各課のまずアンケートを取らせていただいております。デジタル化、スマート化を進めていく上で課における考え方です。
それから、併せてデジタル推進課を含めて各課にもヒアリングを実施しております。そのようなことからスマート化計画を進めていくんだということについては一定の全庁的な理解は頂いていると思っています。
しかしながら、今おっしゃった95%の削減であったり、あるいは、今後、どういう手順と進め方でこの目標達成を進めていくのかということにつきましては、一部、電子決済等の各課の担当職員を出して部会も設置しておりますが、まだまだ全庁的な細かい部分は周知をかけていかないと職員の意識は変わらないというふうに思っております。
今後、またこの目標数値も含めて各事業に取り組んでいくと。例えば、電子決済とかそういったものに合わせて全庁的に周知徹底が図られるよう取り組んでまいりたいというふうに考えております。
◆議員(新保秀美議員) いいメッセージだと思いますので、これまで紙をコピーすれば幾らとかそういう貼り紙を見たこともあるんですけども、絶対に印刷しないんだという心構えでぜひ取り組んでいただきたいと思います。
私が議員になってから感じていたのは、職員がノートパソコンとかタブレットを持ち歩いて会議に行っているのをあまり見ないんです。数人です、多分、全庁で。そこも含めて近くでやれているのか、ぜひ考えていただければと思います。
次に(2)番目ですけども、RPAのシナリオ作成のほうですけども、これはデジタル推進課の担当者がやられているということで、実際に全庁で考えてプログラムを書けるような人というのは何人いらっしゃるんですか。指で数えるぐらいですか。
◎総務部長(松下勉君) 先ほどRPAにつきましては53本のシナリオということを申し上げました。実質的には、この53本はデジタル課の職員が対応しています。
今回、4月にアンケートを取った中でRPAをどの程度拡大していくかと。ざっくりと200本ぐらいはシナリオを作らないといけないかなと。ただ、当然、数は精査していきますが、約200本程度のシナリオであれば、現在、デジタル推進課の職員の中でRPAが作れる職員が4名から5名おりますので、この部分で対応できると思っています。
ただし、RPAをまだまだ広げていくということを考えますと、一部、民間の委託ということも視野に入れておかないといけないかなというふうに考えているところでございます。
◆議員(新保秀美議員) 分かりました。
多分、人材自体を見つけ切れていないんじゃないかという気もするんです。ぜひ自己申告とかそういうのでも書いてくれと。そして、今できなくてもそういう素養がある人をぜひ教育していただいてICT化の時代に沿った人材をぜひ増やしていただければと思います。
では、次に(3)番のデジタルトランスフォーメーションとアジャイルですけども、説明までしていただいてありがとうございました。ここについては了といたします。
(4)番目がテレワークの機材整備状況と現在の運用実績ですけど、端的に言って少ないなというのが大きなイメージです。
東京の企業、私が昔勤めていたところだと90%がテレワークをちょっと広がったときはできると。そういう状況で、フロア自体でコロナ感染者が複数人出たというときにどうするかというのを考えたときに本当に対応できるのかなと。
専用端末というか、テレワーク用の端末に限らず、もう少し個人情報とかそういうのには触れないような形であれば、ある程度、使えるんじゃないかと思うんです。そこもぜひ検討いただいて増やしていただいたほうがいいと思いますが、いかがでしょうか。
◎総務部長(松下勉君) テレワークにつきましては42台の専用端末ということを申し上げました。
今、議員がおっしゃるように42台というのはLGWANを含めてある程度セキュリティがぴしゃっとした情報を動かせるパソコンをもって42台整備しております。
ですから、この42台のパソコンの中には個人情報はございません。ログインして初めてネットワークで仕事ができるという環境が42台のパソコンの専用端末でございます。
それ以外につきましては、今朝も申し上げたんですけど、テレワークというのは、必ずしもそういった業務以外でも使えるという、スタンドアローン方式でパソコンにそれぞれのソフトを落として持ち帰って仕事をするということもあります。
ただ、問題になるのは、持ち帰ったときの情報の問題であったりとかどういう業務のために持ち帰るのかというルールをぴしゃっとつくっていくということが必要でありますので、今後、テレワークを広げていく中では42台を含めてまだ多い端末の中で仕事をちゃんと整理して体制を取っていきたいというふうに考えております。
◆議員(新保秀美議員) ぜひ拡大していただきたいと思います。
では、次に(5)番のホームページからのダウンロードの申請書です。
実際に申請書というのは全部で幾つあるか、数えていらっしゃるんでしょうか。
◎市長公室長(郷原竜児君) 例規集上で数えたんですけど、今日、メモを持ってこなかったんで、あれなんですけど、何百件単位で、1,000に近い数字になろうかと思います。その中で、全てというのは、段階的に進めさせていただきたいなと思っていますけど。
失礼いたしました。646件でございました。段階的に進めさせていただきたいというふうに思っております。
私もパソコンは好きなので、自宅から市民の方々がダウンロードできればこんないいことはないと思っておりますので、積極的に取り組んでいきたいというふうに思っています。
◆議員(新保秀美議員) 一例を紹介させていただきますと、市民の声直行便、令和3年5月に次の問合せがありました。「総務課内に固定資産税の審査申請書の書式書類を準備していなかった。市民が誰も来ないと思っていたのか。怠慢ではないか」と書かれておりますけども、これもホームページに上がっていればこんな非難にもならない。そこで印刷してもいいし、お時間があれでしたら自宅で印刷してくださいと。
あと、ほかの市なんかのホームページを見ると町内会関係も結構きれいにそろえてありますので、ぜひ参考にして、全てとは言いませんけども、ある程度、使えるようなのであれば。
実際に町内会でも会長だけではなくて書記や会計なんかは若い方も使っていらっしゃると思いますので、書類なんかも一回作ればあとは変わったところだけ塗り替えればいいという形で効率化が図れますので、ぜひお願いいたします。
次、(6)番は、修正していただけるということで、再確認ですが、私が書いてある分については修正していただけますでしょうか。
◎市長公室長(郷原竜児君) 御指摘いただいた分については修正する段取りとしております。
◆議員(新保秀美議員) 公民館の運営審議会に出ると、この文言についてすごい細かいんです。そこまで言っている内容じゃありませんので、ぱっと見ておかしいというのは。私も、ただ自分が求めたところだけ、見たページだけでぱんぱんと出てきましたので。
あと、更新おくれ、何回か私が電話して新しいのに変えてもらっているというのもありますので、文言だけじゃなくて実際にダウンロードのも新しい更新版にどんどん変えていくようにお願いいたします。
次は(7)番の鹿屋市図書館のWi─Fi。
鹿児島県は、ほかを調べたんですけども、遅いようです。よく比較される都城はWi─Fiがちゃんと出ておりますので。先ほど言われましたように、中央公民館とか文化会館、輝北コミュニティセンターとかはやられていますので、あとは続いて優先順位で入れていただければと思います。
次、(8)番のかのやライフ登録数です。
これは、サチュレーションというか、飽和してきているような状況でしょうか。まだ増えそうですか。
◎総務部長(松下勉君) かのやライフにつきましては、平成30年度4月にスタートいたしまして、当初は1,000人程度でございましたけれども、現在、約9,000人に増えているということで、登録者数の年代ごとに分析しますと40代と30代がそれぞれ約20%ずつと。
20代、60代以上の方がなかなかまだ登録していただいていないということを考えますと、今後、デジタル化、そしてまた高齢者の方々への普及が進めば、あるいはまたそういった方々に必要とされる情報をしっかりと発信すればまだ伸びていくというふうな考え方でおります。
また、今後、そういった、本当に市民の方が使って便利である、あるいは使ってみたいと思うようなアプリに向けて取組を進めてまいりたいというふうに思っています。
◆議員(新保秀美議員) ぜひ職員の皆さんからも市民に勧めていただいて。
私も、名刺の裏にかのやライフのQRコードをつけて、これを当初5,000枚刷りました。私はこれは政務活動費の経費で落ちるものだと思っていたら落ちなくて、ポケットマネーで今4,500枚以上配っております。それに負けないぐらい職員の皆さんもやっていただければと思います。
特に地域レポートについては非常に議員の私は楽になっております。「かのやライフで出してください。構いませんので」と。私が言っても次からはやってもらえるという点で非常に効率化が図れていると思います。これは、全国に、何回も言いますけど、誇れるものですので、今後、また展開していただければと思います。
あと、次にマイナンバーカードの交付実績であります。
先ほど壇上で申し上げましたけども、東串良町はしっかりとこつこつと努力を積み重ねたんだと。何が違うかをもう少し見ていかないといけないと。
一つ申し上げますけど、最終的には、高齢者、あとは幼児、マイナンバーカードの代理申請・受領が必要になるんです。今、ホームページを見ると「本人が来てください」が強過ぎて、そこはためらうと思うんですが、これについてはどうお考えでしょうか。
◎総務部長(松下勉君) マイナンバーにつきましても、議員からありましたように代理受領ということで、あるいは高齢者の方々、幼児の方々、先ほども申し上げましたように、なかなか、まだ国レベルでの保険証だったりとかいろんなカードの機能の利用促進が進んでおりませんので、今後、それらを含めて、高齢者が作られても代理で受け取りができますというようなことも含めて今後も周知を図ってまいりたいというふうに考えています。
◆議員(新保秀美議員) ぜひ大隅で一番の交付率を誇るように頑張っていただきたいと思います。
以上で質問を終わります。