令和2年12月定例会会議録(第2号)
Page 34~
個人質問 通告
1 学校設備整備について
(1) 本市のトイレ洋式化率の平均値と中央値、そして一番低い学校の数値を示されたい。
(2) 文部科学省等の補助金の状況と本市のトイレ洋式化計画を示されたい。
(3) 空調、段差、廊下結露、外壁、照明等の改善要望があると思うが、今後の整備計画を示されたい。
2 防災行政無線戸別受信機について
(1) 入札時の仕様書では耐用年数を何年と見込んでいたのか。
(2) 過去3年間の故障台数の推移を示されたい。
(3) 返却による予備の台数は増えていると思うが、条例で定められた公民館、避難所は緊急告知FMラジオでなく、戸別受信機へ交換した方がいいのではないか。
3 行方不明者について
(1) 本市の行方不明者の過去3年間の推移を示されたい。
(2) 防災行政無線の情報提供要請だけでなく、写真を載せられる「かのやライフ」、「鹿屋市LINE@」も活用すべきではないか。
(3) 該当者へのGPS探索機器の貸出案内は、逐次行われているのか。
令和 2年12月定例会 12月07日-02号
P.34 ◆質問 議員(新保秀美議員)
◆議員(新保秀美議員) 皆さん、おはようございます。新年まで、あと25日となりました。
12月定例会の一般質問、トップバッターを務めさせていただきます。
「情熱を持って感性を磨き上げ、道具を活用し行動します」をスローガンにやっております新保でございます。
今回は、学校設備整備、防災行政無線戸別受信機、行方不明者の3項目について、質問をさせていただきます。
1項目めです。学校のトイレの洋式化に着目し、学校設備整備について伺います。
先々週の11月25日、伝説的サッカー選手ディエゴ・マラドーナ氏が亡くなりました。1986年のメキシコワールドカップで、アルゼンチンを優勝に導き、相手チームの選手を次々と抜き去ってゴールを決める華麗なプレーと技術で、サッカーの歴史に名を残した選手です。スポーツを親しむ鹿屋市民も、そのニュースを聞き、脳裏に浮かんだのではないでしょうか。私も社会人になった入社3年目、日本から一人で1986年のメキシコワールドカップへ世界から取材に集まる放送機器の保守サポートで1か月間出張し、マラドーナがプレーする決勝戦もスタジアムで見ましたので、当時のことを思い出した次第です。
さて、その1980年代の日本に目を向けますと、洋式トイレの出荷比率が80%を超え、温水洗浄機能付商品も普及し始めた頃であります。
ちなみに、一般社団法人日本レストルーム工業会によると、現在、一般世帯での温水洗浄機能付トイレの普及率も80%を超えているとのことであります。
1980年、90年代は、企業、高速道路サービスエリアをはじめとして、洋式化、温水洗浄機能付、明るくて広いトイレへのリフォームが進みました。
そこから既に、30年から40年経過しているわけです。
年号でいえば、昭和、平成が終わり、令和の時代であります。
次に、11月1日から7日の期間が、地域が育む「かごしまの教育」県民週間でしたが、今年も鹿屋市内の小中学校の数校を訪問しました。途中では、教育長にも偶然お会いし、音楽に乗せて行うフッ化物洗口も見ることができました。
その翌日に訪問した学校では、教室に近いトイレではなく、ほかの棟のトイレまで生徒が足を運んでいるとの話を伺いました。
どうしてだと思いますか。
授業中、生徒が「先生、おなかが痛いのでトイレに行っていいですか」と質問します。「早く行きなさい」と先生が答えると、近くのトイレではなく、リスクを冒して、階段を降りて遠くのトイレまで行くのです。教室がある棟には、男子の洋式トイレがないからです。
そこで、質問いたします。
(1)本市のトイレ洋式化率の平均値と中央値、そして一番低い学校の数値を示されたい。
(2)文部科学省等の補助金の状況と本市のトイレ洋式化計画を示されたい。
(3)空調、段差、廊下結露、照明、外壁等の改善要望があると思うが、今後の整備計画を示されたい。
以上、壇上からの1回目の質問を終わります。
◎教育次長(稲村憲幸君) 1の学校設備整備についての(1)から(3)については、関連がございますので、一括してお答えいたします。
(1)の本市の小中学校におけるトイレ洋式化率の平均値と中央値、そして一番低い学校の数値につきましては、小学校で平均値37.7%、中央値33.3%、一番低い学校で9.7%であり、中学校で平均値41.1%、中央値41.5%、一番低い学校で12.8%となっています。このうち、トイレ洋式化率が一番低い小中学校につきましては、今年度から来年度において、一部の洋式トイレを整備する予定としております。
また、(2)の補助金の状況についてですが、トイレ改修に係る補助金としては、文部科学省の学校施設環境改善交付金があり、和式から洋式便器へ交換する工事や給排水設備、電気設備の附帯設備、内装改修工事などで、下限額400万円、上限額2億円の工事が対象となり、補助率は3分の1となっております。
議員お尋ねのトイレ洋式化計画につきましては、大規模改造や増改築工事に併せてトイレ改修を行っているほか、車椅子や病気により洋式トイレしか使用できないなどをはじめとして、個々の実情に応じてトイレの洋式化を図る必要がある場合は、必要な箇所の緊急的なトイレ改修を行っているところです。
次に、(3)の空調、段差、廊下結露、外壁、照明等に係る今後の整備計画につきましては、トイレの洋式化を含め、現在策定中の学校施設長寿命化計画におきまして整備を行い、来年度以降、計画的な施設整備に努めてまいりたいと考えております。
◆議員(新保秀美議員) 答弁いただきました。順次、再質問させていただきます。
まず、(1)の洋式化率ですが、先ほど今年度から来年度にかけて、低い学校の整備を進めると答弁いただきましたが、具体的に何校なんでしょうか。
◎教育次長(稲村憲幸君) 今現在予定しておりますのは、小学校1校、中学校1校でございます。
◆議員(新保秀美議員) では、そこは改修、取替えを行うと何%まで上がるのでしょうか。
◎教育次長(稲村憲幸君) 改修を行った場合のパーセントは、はじいておりませんが、最低の学校から回復するというか順位が上がるということには間違いございません。
◆議員(新保秀美議員) じゃあ次に、理論的なところを追っていきたいと思います。
まず、トイレの洋式化率ですけれども、洋式トイレ数を、和式トイレ数、プラス、洋式トイレ数の和で割ったものが、この洋式化率になりますけれども、全集中してここを見ていきますと、単純に和式トイレ数を減らすことが考えられます。
生徒数が激減した学校で、使われていない閉鎖できる和式トイレはないのか、ここについてはいかがでしょうか。
◎教育次長(稲村憲幸君) 現在そのような試算を行っておりませんが、持ち帰って、そのような視点での検討も行ってまいりたいと思っております。
◆議員(新保秀美議員) 次に、文科省が発表しています令和2年9月1日現在の資料を見ますと、霧島市は61.9%あるんです。これについて、具体的にどうして霧島市はその上位を保ったのか、検証されていますでしょうか。
◎教育次長(稲村憲幸君) 個々に具体的な霧島市の状況は押さえておりませんが、類似団体としましては、薩摩川内市が29.9%、姶良市が26.4%など、なかなか洋式化率が進んでない現状もございます。
本市としましては、長寿命化計画の中で、なるべく早い段階で県平均の42.6%なり、国平均の57%を達成できるよう計画を組んでまいりたいと思っております。
◆議員(新保秀美議員) この霧島市については委員会の議事録を見ますと、「トイレの洋式化につきましては、3か年で60%洋式化するという計画で、平成28年度にその計画を出しまして、平成29年度から洋式化に取り組んでいるところです」というのが記載されています。3か年度で60%まで持ってきたというところであります。ちゃんと計画、ターゲットを立てて、それを実施したと。平成30年度の予算で見ると、2,160万円というのが計上されているのが確認できました。
このように鹿屋市もしっかりとこの洋式化率、これを上げていかないといけないと思いますが、先ほどは県平均もしくは国平均ということでしたけれども、東京都なんかは70%ぐらいあるんですね。もっと上を目指す考えはないですか。
◎教育次長(稲村憲幸君) 長寿命化計画において策定する、計画的に執行していくわけですけれども、何分、学校施設につきましては大きな財源、予算が必要となりますので、その計画を立てつつ、緊急的な対応もしくは簡易的な対応ができないか、さらに検討してまいりたいと考えております。
◆議員(新保秀美議員) 財源が必要ということですけれども、同じお金をかける形でも、違うことができるんじゃないかと私は思います。
鹿屋女子高、鹿屋東中、寿北小、笠野原小は、最近、新築校舎が建てられました。ここは全て洋式トイレとしたのでしょうか。
◎教育次長(稲村憲幸君) 新築工事に当たって、または大規模増改築工事に当たって、今議員がおっしゃった学校、洋式トイレ化しておりますが、詳しく申し上げますと、鹿屋女子高、寿北小の新校舎につきましては、全て洋式トイレとなっております。ただ、東中の新校舎につきましては学校と協議を行い、各階に和式トイレを一部設置しているところでございます。
◆議員(新保秀美議員) 和式トイレも10%ぐらい残すというような話を聞きましたけれども、今回の文科省の公表された中で、鹿児島県1校だけ100%達成しているところがあります。これについては御存じでしょうか。
◎教育次長(稲村憲幸君) 個別について、その100%、どの学校がなっているかということについては押さえておりません。
◆議員(新保秀美議員) ニュースで、はやぶさ2が帰ってきたというのがありますけれども、これを名称に捉えた肝付町の県立楠隼中学校でございます。2015年、5年前には建替え改修が行われたと思いますが、ここは洋式トイレに絞ったわけです。
これをやれば、先ほど東中とか笠野原小、その前は吾平中学校の改修とか細山田中学校の改修もありました。そんなにお金をかけずに、少なくとも県平均ぐらいは超えたんじゃないかと思われるんです。これについてどうお考えでしょうか。
◎教育次長(稲村憲幸君) トイレ改修につきましては、議員がおっしゃるように、トイレ環境を改善するという意味でも、衛生的な面でも、洋式化というのが望まれているところでございます。
現在、全体的に改修を行い乾式トイレ化を推進してございますが、和式便器を洋式便器に取り替える工事、これにつきましては学校と協議して行っているところでございます。一部には洋式トイレを生理的に受け付けない生徒等もございますので、それらの対応として、一部和式としているところでございます。それと、乾式トイレということでトイレ化を図っておりますけれども、こういった方法と、また別に便器を簡易的に取り替えるというものもございますので、長寿命化計画の中で大規模改修がまだまだ時期的に来ない学校等につきましては、そういった対応も考えてまいりたいと考えているところでございます。
◆議員(新保秀美議員) あと東京都で2位になった調布市なんですけども、好成績の理由は、トイレ全体の改修より便器単体の交換を優先してきたということでございます。
鹿屋市では大規模改造など、何か大きな工事を行うときにやっていますけども、トイレに絞って改善していくというところも方針転換が必要じゃないかと思いますが、先ほどから長寿命化計画の言葉が出ておりますが、そこではどうなっているんでしょうか。
◎教育次長(稲村憲幸君) 先ほど答弁申し上げました長寿命化計画の中で、まだ計画的に年数がなかなか来ない学校につきましては、今議員がおっしゃった調布市の例も参考にしながら、大規模改修等の予定がない学校につきましては、個々の実情に応じて便器単体を交換するなどの対応も検討してまいりたいと考えているところでございます。
◆議員(新保秀美議員) 冒頭申し上げました、生徒がほかの棟の洋式トイレまで行く学校については、いつ実施されるか。先ほどの2校の中に入っておりますでしょうか。
◎教育次長(稲村憲幸君) 来年度予算のことを言われますので、個別、具体のことは答えられませんけども、今おっしゃった棟が遠い部分につきましては、また、学校の要望、協議を行いまして、それに沿った形で考えてまいりたいと考えています。
◆議員(新保秀美議員) 実際、生徒数が少なくなっている学校のことも申し上げましたが、本当、実情に合わせた数値もちょっと入れて考えていただければと思います。
次に、ある中学校では来年度生徒数が増え、今3年生が1クラスなんですけれども、来年になると上がってくる1年生が2クラスになって、クラスが1つ減るんですが、そこの空調整備が要望されております。これは実施予定になっておりますでしょうか。
◎教育次長(稲村憲幸君) これにつきましても予算関係のことでございますので、具体的に、あくまでも予定ということで、これまでの対応を申し上げますと、やはり普通教室の増、そういったものについては、空調につきまして、今普通教室の空調率、来年度、東中をもちまして100%になることもありますので、きちんと100%になるよう対応してまいりたいと考えております。
◆議員(新保秀美議員) 普通教室については、やはり対応してまいります予定じゃなくて、もうすると、予算は確保するという形で進めていただかないと困ると思うんですね。その1クラスだけ、40人弱の生徒だけは空調が効かない部屋で勉強すると。この環境についてどうお考えでしょうか。
◎教育次長(稲村憲幸君) 教育委員会としましては先ほど申し上げたように、学級の増、普通教室の増等につきましては対応してまいりたいと考えております。
◆議員(新保秀美議員) 対応してまいりたいじゃなくて、ぜひ対応するという方向で、どんどん予算を上げていただければと思います。
今、普通教室という話がありましたけれども、そのほかの特別支援教室とか理科室、音楽室、調理室など、ほかの教室もあると思うんですけども、これの実態はいかがなんでしょうか。
◎教育次長(稲村憲幸君) 現在、特別教室の空調化につきましては、令和2年9月末現在で80.9%となっております。100%ではございませんが、現在策定中の学校施設長寿命化計画において、特別教室の空調化推進も含めて検討しているところでございます。
◆議員(新保秀美議員) その長寿命化計画は、いつオープンになるのでしょうか。
◎教育次長(稲村憲幸君) 長寿命化計画につきましては、来年2月、3月末までには策定する予定でございます。
◆議員(新保秀美議員) 空調化も、めどが立ったと。次はやはりトイレだということです。
あるメーカーの学校からの要望を見ると、トイレが65%、パソコン、電子黒板40%、省エネ型空調機32%というような形で続きますが、トップにやっぱりトイレが来ているんですね。皆さんの家庭でもそうだと思いますが、こんな低い率でいいのかというのは、やっぱり問題だと思いますので、ぜひ。
もう一つの例で申し上げますと、企業とか病院、介護施設、これはもう2002年の段階で95%ぐらい洋式化できているんですね。ところが学校に限らず、公共団体の施設、公園なんかもあるかと思うんですけれども、75%ほどなんですね。今のは、新規で出荷されているトイレですね。
で、2017年度には、これが学校も97%まで上がってきていると。新規では97%だと。
ついでに申し上げますと、JIS規格があるんですが、和式トイレは2015年に廃止されているんですね。流れはもう、その10%残すんじゃなくて、100%洋式化するという流れでございますので。
それと答弁にありました菌についても、やはり水で床を洗い流すんじゃなくて、やっぱり乾いたところのトイレ。そして洋式化というところであります。ちなみに菌の数でいうと、洋式トイレがトイレのドアのところで5とすると、和式トイレは820の数になるというのが出ております。
ぜひ、洋式化100%に切り替えていただきたいと思います。
それを主張いたしまして、次の質問に移ります。
[新保秀美議員 登壇]
◆議員(新保秀美議員) 2項目めは、防災行政無線戸別受信機についてです。
現在使われております鹿屋市防災行政無線ですが、戸別受信機メーカーのホームページを見ますと、平成24年度から27年度にかけて整備されたと記載されております。
2012年度から2015年度、自宅にある戸別受信機には2014年12月製造と記されていました。設置時からノイズが気になるのですが、故障もせず動いております。
広報かのやでは、約4年の電池交換が目安と案内されておりましたので、ACアダプター電源を抜いたら何時間動くかチェックしました。結果は6時間ほどでしたので、交換しなければなと思っているところです。
次に、避難所となるある公民館ですが、防災行政無線戸別受信機ではなく、緊急告知FMラジオが設置されております。これですと、後で質問します行方不明者情報提供要請も聞こえません。避難時も考えますと、防災行政無線戸別受信機が必要ではないでしょうか。
そこで、質問いたします。
(1)入札時の仕様書では耐用年数を何年と見込んでいたのか。
(2)過去3年間の故障台数の推移を示されたい。
(3)返却による予備の台数は増えていると思うが、条例で定められた公民館、避難所は緊急告知FMラジオでなく、戸別受信機へ交換したほうがいいのではないか。
3項目めは、行方不明者についてです。
昨日を含め、直近20日間の間に3名の行方不明者情報提供が呼びかけられました。
平成30年12月定例会でのかのやライフについて、「通知を受け取るお知らせ分類で安全、安心の分類があるが、行方不明者の情報や鹿屋・垂水あんしんメールをかのやライフでも配信する考えはないか。」と私が質問いたしました。
その答弁は、「現在のところ、かのやライフには、警察や防犯協会からの情報を即時、自動的に内容を伝達する機能がありませんが、通知機能を活用して、かのやライフに掲載し、利用者がいつでも何回でも確認できるように、今後、情報発信元と協議を進めてまいりたいというふうに考えております。」とのことでした。
そこで質問いたします。
(1)本市の行方不明者の過去3年間の推移を示されたい。
(2)防災行政無線の情報提供要請だけではなく、写真を載せられるかのやライフ、鹿屋市LINE@も活用すべきではないか。
(3)該当者へのGPS探索機器の貸出案内は、逐次行われているのか。
以上、壇上からの質問を終わります。
◎市民生活部長(中裕則君) 2の防災行政無線戸別受信機につきましては、関連がございますので一括してお答えいたします。
まず、1番目の戸別受信機の耐用年数につきましては、入札時の仕様書には記載はしてございません。戸別受信機につきましては、他市の運用状況などを参考に10年以上は使用できるものと考えております。
次、(2)戸別受信機の故障台数につきましては、過去3年間で、平成29年度が37件、平成30年度が35件、令和元年度が31件と推移しており、故障台数は、ほぼ横ばいでございます。なお、故障が発生したものにつきましては、随時、交換や修繕を行うなど個別に対応を行っております。
(3)返却された戸別受信機につきましては、平成29年度が271台、平成30年度が165台、令和元年度が179台となっており、過去3年間の取付台数につきましては、平成29年度が468台、平成30年度が326台、令和元年度が329台となっております。
返却された戸別受信機は点検や修理を行い、使用可能なものは全て新規設置者用や故障時の交換用として再使用しているため、在庫はございません。また、条例で定められた公民館や避難所への戸別受信機の設置につきましては、現在、一時避難所の13施設には全て設置をしております。今後、ほかの指定避難所への設置につきましては、それぞれの施設の状況に応じて個別に対応をしてまいります。
次に、3、行方不明者について。関連がございますので、(1)、(2)については一括してお答えします。
(1)の過去3年間の行方不明者件数ですが、平成29年度21件、平成30年度9件、令和元年度6件となっております。
(2)について、かのやライフ等のSNSの活用は、行方不明者の捜索を行う上で、顔写真等を広く公表して目撃情報を得るために有効な手段と考えております。平成31年から、かのやライフを活用した捜索を行っております。
行方不明者の手配内容につきましては、届出人に対して、どのような方法で、どの程度の個人情報を公表するかの意思確認を行っております。それを踏まえた上で、広報手段や捜索方法について、防災行政無線放送による広報、消防団による捜索活動、隣接市町への防災行政無線放送の依頼、かのやライフ等のSNSによる情報発信をお示しし、届出人の意向に沿った手段を用いて捜索を行う体制を整えているところでございます。今後も引き続き、届出人の意向に沿った手段に基づいた捜索活動を行い、行方不明者の早期発見に努めてまいります。
◎健康づくり・高齢者支援対策監(畑中健二君) 3の(3)該当者へのGPS機器の周知についてお答えします。
徘徊の見られる認知症高齢者へのGPS貸与についてですが、本市では徘徊が心配される高齢者を介護している家族に対し、高齢者の居場所をGPSにより捕捉可能な端末機を貸与する事業を実施しております。行方不明者の家族等へは、警察からGPS探索機器利用に関する助言がなされており、市に相談のあった際に貸出しに関する具体的説明を行っております。
また、徘徊模擬訓練では、GPSを活用した訓練を行うことで、迅速かつ正確に発見できる取組を進めております。
市民への周知については、広報かのやにおける認知症特集、市のホームページ、市民への出前講座、介護者向けの介護教室などを通して必要な情報を提供しているところです。今後とも、認知症の方やそのご家族が安心した生活が送れるよう、引き続き市民への普及、啓発に努めてまいります。
◆議員(新保秀美議員) では、防災行政無線戸別受信機から見ていきたいと思います。
10年以上使えるというところで考えているというところでした。
そして、故障も三、四十台弱で推移しているということで。商品というのは、初期不良、そして安定期、後は寿命で壊れていくという、よく言われる船底型の傾向を取ります。まだ、底にあるんだというふうに思っておりますが、今後、そこは見ていったほうがいいかと思います。
そして返却の台数、200台前後返ってきていると。年ですね。ところが町内会の加入世帯を見ると、毎年、ここ5年ぐらい見ると、大ざっぱですけれど約400世帯減少しているんですね。全世帯が設置しているわけじゃないので9割とみて、それでも1年360台、100台以上足りないんじゃないかと。毎年ですね。
私自身は町内会員とその非会員をこれで区別する必要はないと思っておりますので、使われていればいいんですけど、空き家で眠っているのがあるんじゃないかなという思いなんですが。実際この返却については、今の数値を聞いて、今後どう取り組むかお答えいただけますでしょうか。
◎市民生活部長(中裕則君) 戸別受信機の返却の要件としましては、まず転出、それと町内会の脱退時、あと不用になったときの3つを規定しております。
戸別受信機の利用者は速やかに返納をすることということを、貸出しの最初の条件でつけております。ですので、今議員がおっしゃったように、町内会に加入しない世帯と返納する台数に、ちょっと差がございます。ここにつきましては、利用者が速やかに返納するということをうたってございますので、ここを集中的に周知をしていきたいというふうに考えております。
◆議員(新保秀美議員) ここで管理がやっぱり必要になるんですよね。今、結局、借りるときに、住所、電話番号なんかを書いて提出しているわけです。これで、住基に登録されているかも、一部たしかチェックされていたと思いますので、ここのデータベースをすり合わせれば転出、先ほど言われたところ、あとはちょっと、町内会を抜けたは町内会長に聞かないと分んないですけども、世帯数よりも多く貸し出しているところもあるかと思うんですよね。そこを洗っていただければと思います。
参考まで、あと鹿屋市の人口というのは、これも大ざっぱですけれども、毎年約500人減ってきていると。そして、世帯数は逆に150世帯ぐらいづつ増えているんですね。核家族化が進行しているという状況です。それで先ほど答弁いただきました設置数が結構多いというところは、その増加分ですね。ただそれでも補いきれないところもありますので、チェックをお願いいたします。
では次に、行方不明者についてですけれども、平成31年度から、かのやライフでの呼びかけも行っているということですけれども、実績はいかがでしょうか。
◎市民生活部長(中裕則君) SNSでの捜索は、31年度から1件でございます。
◆議員(新保秀美議員) 今回、寿の90歳の、無事発見されたんですけれども、ここは3日目に家族、友人等を中心にフェイスブック、LINE等で呼びかけが効きました。私も2つ違うところから来て。やはり散歩しているのか、徘徊しているのか分らないですよね、元気であれば。そこを含めて、やはり家族にも周知いただいて、どうですか、という逐次声かけをしていただければと思うんですけれども、今回はどうだったんでしょうか、寿の90歳の。
◎市民生活部長(中裕則君) 行方不明の捜索の手順としては、必ず届出人が最初、警察に捜索願を出します。捜索願が出た時点で、警察のほうで全て確認をします。その中で、SNSの使用についても確認を取ります。それで、警察から情報を市役所と消防に流していいですか、という確認を届出人に取ります。届出人がオーケーを出した時点で、警察から市役所に対してSOS連絡票ということで、こういう行方不明者が来ましたので、と捜索依頼が来ます。市に来た時点で再度、先ほどお答えしたように、防災行政無線、消防団の捜索とSNSについても届出人に意思確認をします。
今回もやっております。意思確認をした上で、これをお願いします、これは、あ、ちょっとやめてください、というのを確認した上でやっているという手順でございます。
◆議員(新保秀美議員) 確認しているということで安心しました。
次に、GPS探索機器、毎回行方不明者が出たときに、その方々に対して、発見されたすぐはちょっとあれかもしれませんけれども、逐次、案内は実際、この寿の90歳に限って言うと、やられたんでしょうか。
◎市民生活部長(中裕則君) 先ほどもお答えしましたように、まずは警察のほうで、そこの確認は行っております。
◆議員(新保秀美議員) いや、GPSの探索。つけていないわけですよね。その後、今後を考えてその周知が、個々に発生した家族に対して行われているかどうかということです。
◎市民生活部長(中裕則君) すみません、ちょっと説明が足りませんでした。
発見をされた後、警察のほうが届出人とかその御家族に対して、GPSの紹介であったり、同居の案内であったり、施設への入所の案内だったりというのは、一連の中で行っております。
◆議員(新保秀美議員) では、最後に、今回の件でも無事発見されたということで、ただ、防災行政無線の放送、これが夕方にされているんですね。実際には、私のところにも1時前には発見されたと、ありがとうございましたというSNSが届いていたんですけども、もうその時点で1回放送して、また夕方に放送するなりしたほうがいいと思うんですけども、ここはどうお考えでしょうか。
◎市民生活部長(中裕則君) 行方不明者が発見されてから、大体、おおむね1時間程度を目安に発見の放送はしてございます。
今回の議員のおっしゃった事例でいきますと、発見をされたのが10時40分で、警察から市役所に発見されたと報告を受けたのが11時25分で、11時50分に放送をしております。
◆議員(新保秀美議員) じゃあ、放送してください。
同僚議員から聞いて、「やはり防災行政無線も留守録をしておかないといけないよ」というふうにちょっと受けまして、私のところも留守録にしているんですけど、それは入ってなかったですね。ここは地域で何か、そこだけだったのか確認していただければと思います。
以上で、私の質問を終わります。